でんき も ガス も つかえない!! さあ、どうやってゴハンを作る!?カンタン「あったかゴハン」にチャレンジしよう☆
2023.11.23 開催しました!!
災害時を想定し、みんなで助け合い、目的を達成する喜びを味わうことを目指した企画です♪
【失敗は宝物】を合言葉に、チャレンジ精神と失敗から学ぶ姿を大切にしています。
君は生き残ることができるか!2014
電気もガスも使わず、空き缶と牛乳パック・マッチを使ってご飯を炊きます。 マッチをはじめてつかうのにドキドキ! もくもくの煙に負けずに美味しいご飯を目指します。
★サバイバル飯炊き体験記★
2014年5月18日(日)、むしろ暑過ぎるぐらいの五月晴れのもと、育成会ひろがりの『サバイバル飯を炊こう』が実施されました。
たくさんのご家族が参加してくださったおかげで、育成会員と校長先生を含め、全78名もの大人数が上向台小学校の校庭に集まり、にぎやかにサバイバルゲームと炊飯訓練を行うことができました。
今年のゲームは、「サバイバル障害物競走」。校庭の真ん中に積み上がったダンボール箱の山の中からマッチを探しだし、登り棒に設置したロウソク立てに向かってダッシュ!到着したらマッチをすって、ロウソクに火を灯します。
この「マッチをする」という行為が難しく、すんなり出来ない子が多いのですが、ひたすら練習あるのみ。マッチ棒をつまんだ指先に、熱を感じるスリルを味わいながらのバトルは大盛り上がりでした。
こうして遊びながら火をつける特訓をした後は、いよいよサバイバル飯炊き。短冊状に切った牛乳パックの燃料を燃やすために、マッチを使いこなす必要があったんですね。
もちろん飯炊きですから、炊飯前のお米と水が必須。しかし、この燃料さえあれば、その他必要な物は空き缶2本だけ!たとえ災害時で電気やガスが使えない状態でも、アナログで簡単にご飯を炊くことができることを身を持って実感してもらえたと思います。
大人にとっては当たり前の事実でも、日常から「火」の姿が消えてしまった都会の子どもたちにとっては、想像するだけでも難しいことかもしれません。
けれど、本当にサバイバルな状況に見舞われた時に、地域の仲間が集まって、協力し合って炊きたての熱々ご飯を食べることができたとしたら、どんなに心強く希望につながることでしょうか?子どもたちの心に、イベントを通してそんなイメージが残ることを願います。
『サバイバル飯を炊こう』は、楽しく遊びながら学べる実用的な防災訓練です。この経験がいつの日か役立つ時が…来るかも!リピーターの子どもたちは年々上達していますよ。みなさん、来年もぜひチャレンジしてみてくださいね~。
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